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【お悩み相談】HSS型HSPは興味のある物にとことん根つめて取り組んでしまい、クタクタになる。

    
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【お悩み相談】HSS型HSPは興味のある物にとことん根つめて取り組んでし...

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相談してくださった人

Bakuさん(30代・女性)

Bakuさん、ご相談ありがとうございますー。

>どうしてもHSS型の方を上手く自制することができずON&OFFが激しい

HSS型HSPのバランスの取り方については、こちらの記事で結構詳しく書いていますので、ご参考にしてくださいね。

(彼氏彼女のところです。)

そして今日は、

>興味のある物にとことん根つめて取り組んでしまい、クタクタ

このことについて取り上げてみます。

HSS型HSPさんは、好奇心旺盛でやりたいことにトコトンのめり込むのに、エネルギー切れ後の疲労感が半端ない。

ここら辺とうまく付き合うコツをお伝えでいたらいいなって思います。

のめり込めるって長所です

HSS型HSPは好奇心旺盛。

新しいもの、珍しいものへの興味が尽きず、あれこれトライしたくなりますよねー。

そして一度のめり込んだら、周りもあきれるくらい寝食を忘れて取り組んでしまったりもしますね。

Bakuさんは「暇さえあれば外に刺激を求めに行き、自宅では興味のある物にとことん根つめて取り組んでしまい」とまるで罪深きことのように書かれていますが、わたしはこれを完全なる長所だと思っていますw

むしろこれがあるから仕事ができているし、人生楽しいって思っています。

この「とことん根詰めて取り組んで」のことを、心理学の言葉で、フロー状態といいます。

フロー状態:
アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念で、人間が物事に取り組んでいるとき、そのことにのめり込んで全神経を集中しているような精神状態を指します。

きっとあなたにもありますよね?

目の前のことにぐわーーーっとのめり込んで時間を忘れてしまうような感覚。

いつもは周りが気になって仕方ないのに、集中している間はまるで気にならなくなるような感覚。

そうです。あの過集中な感じ。あれがフロー状態です。

人間がフロー状態に入ったとき、創造性や生産性が4倍になり、新しい技能の習得スピードが2倍になるという調査結果もあり「どうやったらフロー状態になれるのか」を研究する機関(Flow Genome Project)まであるほどなんですよ。

わたしの知見からすると、HSPには生まれつき「物事を深く考える」という特性が備わっており、静かな環境を好みやすい傾向があるため、ひといちばいフロー状態に入りやすいだろうと思います。

これって本当に長所だと思うんですよ。

なので、Bakuさん、こんな素晴らしい才能を悲観する必要なんてないんです。

ギフテッドと言われる生まれつき高い才能を持っている人たちは、みんなこのような高い集中力を擁していて、短い人生で結果を残せているんですよ。

過集中の真の問題点は?

そうはいっても、Bakuさんのおっしゃるとおり「クタクタで2・3日まともに家事がほぼできず」なんてことになれば、困ってしまいますよね><;

ということはつまり、Bakuさんの真の問題は、過集中してフロー状態に入りやすいことではなく、

このエネルギー枯渇問題だと思うんです。

わたしもかつては、このエネルギー不足に悩まされており、こんなに疲れやすくなかったらもっとあれもやれるのにこれもやれるのに、と悔しい気持ちでいました。

でも、今は「森さんってホントタフですよねー」と呆れられるくらいw、元気です。

ロングスリーパーなので人よりたくさん寝ますが、起きてる間はけっこうエネルギッシュに活動出来ているな、と思います。

なんでわたしがそんな風に変われたのかについてお話しますね。

タフになれた理由

その理由を簡単にご説明すると、「ムダなエネルギー消費を最小限に抑えられるようになったから」です。

ムダなエネルギー消費とは、

・起きてしまったことへの後悔

・起きてもないことへの不安

ざっくり分けてこの二つ、過去への後悔未来への不安です。

これらに対するぐるぐる思考の時間をうんと減らせるようになったことが、最大の理由です。

もちろん、まったく考えないことはないですが、かつてのように、今考えても仕方のないことを延々と考え続け脳疲労してしまうことはほとんどなくなりました。

それだけで、もう本当に軽くなり、劇的に疲れにくくなりました。

つまりはわたしは、体力がないから疲れやすかったわけではなかったんです。

過集中してエネルギー消費をすることに加えて、ムダなぐるぐる思考にかなりのエネルギーを割いていたので、毎日ぐったりしていたのです。

このことに気づく前は、「なんでこんなに疲れやすいんだろう」とか「なんで人と同じようにがんばれないんだろう」と自分を責めてばかりでしたが、こんだけのことをムダに考えているのだから疲れるのも当たり前だなと気づいたんです。

つまり、Bakuさんが今、「クタクタで2・3日まともに家事がほぼでき」ない状態になってしまうということは、それだけムダな脳疲労をしてしまっているということが言えると思います。

せっかく備わった才能であるフロー状態をやめようとするのではなく、

>「いつも他人の目を気にし、些細なことをくどくどと考えてしまう。」

こっちをやめることに注力することをおすすめします。

ぐるぐる思考を止めるには

繊細さんがぐるぐる思考を止める方法については以前こちらの記事で詳しく解説させていただきましたので、ご参考にしてください。


つまりは、意識をイマココに向けるということです。

ぐるぐる思考が始まったら、少し時間を取って自分の内側に向き直り、心を鎮めて意識を今この瞬間に呼び戻す。

その練習が少しずつ脳疲労を減らしていってくれますよ。

今日の処方箋

というわけで、本日の処方箋はこちら。

ホント、Bakuさんのその興味があることにトコトンのめりこめるところは、長所でしかないですから、やめようとするなんてもったいないんですよ。

それよりもムダなぐるぐる思考によるエネルギー消費を最小限に抑えて、毎日を快適に乗り切ってくださいね!

では、今日はここまで!

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