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繊細さんの【才能】について。凹を埋めるより、凸を伸ばした方が、総面積広くなると思うんです。

    
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繊細さんの【才能】について。凹を埋めるより、凸を伸ばした方が、総面積広く...

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【今日のお話】
今日は「才能」について書いてみます。「苦手克服なんて必要ないぜ!」という、ちょっと尖がったお話です。

謎のタイトルをつけてしまいましたが、結論から先に言わせていただくと、

「自分の苦手なこと(凹)をどうにかこうにか努力して、人並みにできるようになるより、

自分の得意なこと(凸)を楽しく伸ばしていって、誰よりもぶっちぎる方が絶対お得だよ」ということです。

あたりまえと言えばあたりまえなんですけど、今回はこのことについてちょっと考えてみたいのです。

凹を平らにするのが学校教育

うちの子は、漢字の書き順を覚えるのは苦手だけれど、得意なタブレット操作なら一回見ただけであっという間に覚えてしまいます。何なら動画編集もできます。

その習得スピードは、大人のわたしではまったく敵わないような、ものすごい吸収力です。

うちの子に限らず、ほとんどのお子さんには大なり小なり何らかの偏りがあって、得意なことと不得意なことがあると思います。

なんでも万能にできる子でも、やっぱりその中で特に得意なことと、人並みくらいにできることに分かれるんじゃないかと思います。

でも、学校だと、できないことをできるようにする努力が重要視されていて、間違えた漢字を10回くらい書かされたり、苦手な跳び箱を何度も練習させられたりしますよね。

あんまり大きな声では言えませんが、「その時間を得意なことに使ったら、その子の個性めっちゃ伸びるのになー」って思っちゃいます。

まぁ、30~40人同じ箱の中で教えなくてはならないし、受験でも苦手科目の克服が求められるし、ある程度のレベルまでの底上げが必要なのもわかるのですが、なんだかもったいないよなーって思うんです。

(書き順なんてマジでどーでもいいと思ってる!!!)

強みの方程式

100万部の大ベストセラーとなったさあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0トレングスファインダーには、このような方程式が書かれています。

強みの方程式

才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)
×
投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)
——————————–
=強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0トレングスファインダー

そして、このように解説されています。

たくさんのトレーニングを積めば、ほとんど持っていなかった能力を身に付けることはできるかもしれないが、私たちの調査ではそれは最善の時間の使い方ではないことがわかっている。最も成功している人は、その人が持つ高い才能を起点にしてスキルや知識を身に付け、練習を積んでいる。こうすれば、才能は何倍にも増幅して開花するのだ。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0トレングスファインダー

これはつまり、才能がないことを努力するより、才能があることを努力した方が成功する可能性は高まるよという意味です。

小2の算数で習ったとおり、

掛けられる数(才能)が大きいと、掛ける数(努力)が同じでも、答え(強み)は必然的に大きくなります。よね?

うちの子で例えると、

漢字の書き順を覚える才能が「1」だとして、それを「10時間」練習したところで、強みは「10」にしかならないけれど(1×10=10)、

動画の編集才能が「5」なら、それを「10時間」練習すれば、強みは「50」になります(5×10=50)。

つまり、漢字の書き順(なんか)はほったらかして、大好きな動画編集をがんばった方が、うちの子の能力の総面積は「40」も大きくなるのです。

わたしで言うと、

お金の計算の才能は「ゼロに近い1」くらいなので、それに「10時間」費やしても、マックス「10」の成果にしかならないけれど(0×10=0説もアリw)、

経理の仕事は得意な他の誰かにお任せして、その分の時間を「人の相談に乗る(カウンセリング)」に費やせば、たぶん「40~50」の生産にはなりそうです。

そうやって自分の能力の総面積を最大限にして仕事をする方が、よほど社会に貢献できるし、好きなことを仕事にできてることで自分自身の幸福度も高いのです。

わたしもかつては「なんでもできる人」を目指してシャカリキになってましたけど、自分に素直になって苦手なことは人に任せてみたら、結果、得意なことにたくさん時間を使えるようになって、生活がうんと楽に豊かに回り出した感じなんです。

器用貧乏という言葉があるとおり、オールマイティを目指して努力するのって、結果的に損する可能性大だということなんですよねー

苦手なことに時間を割いていないか?

戦後の名残かなんか知らないですけど、日本人は「がまん」を美徳としているところがあり、辛いことに耐えに耐えてたえたら、その分の「がまん賃」として報酬がもらえると考えている方が少なくありません。

それは、先ほどの「強みの方程式」の観点から見ると、一番もったいないことだと言えます。

もちろん、才能があることでも努力が必要であったり、苦労することもあるのですが、向いてないことを続ける努力よりはよほど楽です。

それに、掛けられる数(才能)が大きいところに、掛ける数(努力)をつぎ込むと、その分得られるリターンも大きくなるので、大枠で捉えると、得るものの方が多くなるハズですしね。

もし、今やってることになんのよろこびも楽しみも見出せず、ただただしんどいだけだとしたら、あなたの才能を活かせていないんじゃないかなって思います。

がまんして得られるものより得意なことに力を注ぐ方がよほど効率がいい、ということにぜひ着目してみてください。

HSPの才能ってなんだ?

わたしは、日々繊細な方とお話をさせていただいているのですが、みなさん才能豊かで個性的だなーと感じます。

HSPには生まれつき4つの特性(DOES)が備わっているのを、ご存知ですか?

  • D(Depth of processing): 深く考える
    →脳内の情報処理量がとても多いため、ひとつのモノコトから他の人よりも非常に多くの刺激を受け取る。
  • O(Easily Overstimulated): 過剰に刺激を受けやすい
    →脊髄神経を介して起こる反応(いわゆる反射)のスピードが速く、物質からの痛みや刺激を受けやすい。
    免疫システムも敏感で、アレルギー反応が出やすい。
  • E(Empathy and Emotional responsiveness): 共感力が高く感情反応が速い
    →脳のミラーニューロン(※)という神経細胞の働きが活発なため、相手の感情に共感しやすい。
    ※ミラーニューロン=他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司る。
  • S(Sensitive to subtle stimuli): ささいな刺激を察知する
    →脳内の神経伝達物資であるセロトニン遺伝子の変異で「差次感受性」が強く変化に敏感。

です。

【参考記事】【HSP解説】セルフチェック診断付き ~ひといちばい敏感な繊細さん~

この4つのうち、特に「D」と「E」に関しては、かなり大きな武器になるんじゃないかと思っています。

「O」と「S」もプラスになり得ますが、マイナス面に作用してしまうことも多いので、わたし的には「D」と「E」推しです!^^

物事を深く考えることができ(D)、他人の気持ちがよくわかる(E)。

これは、HSPならではの生まれ持った才能で、あとから身に付けようと思うと大変な努力(投資)が必要です。

うちの子が漢字の書き順を完璧にマスターしたり、わたしが経理担当になるのと同じくらい、大変なことです。(そりゃ地獄!w)

そう考えると、せっかく元から備わってる「物事を深く考えることができ(D)、他人の気持ちがよくわかる(E)」というアドバンテージを活かさない理由はないですよね?

活かし方はいろいろあって、もちろん仕事だけでなく、家庭内や何かの活動でも役に立ちます。

今、あなたがいる場所で、「物事を深く考えることができ(D)、他人の気持ちがよくわかる(E)」を活かそうと思ったら、どんなことができそうでしょうか?

ぜひそれを考えてみてくださいね。

自分にとってのあたりまえに注目する

また、HSPの枠にとらわれず、ご自身の才能を知ることもとても大切です。

カウンセリングに来られるクライアントさんの中には、「わたしには何の才能もないんです」とおっしゃる方がいますが、才能がない人なんてひとりもいません。

自分に合ってないことをし続けたせいで、総面積が小さくなっちゃって、自信を失ってるだけです。もったいないです!

作家の本田健さんは、

「多くの人は、自分の才能に気が付いていません。それは、自分にとっては当たり前のことすぎて、それが才能だと気が付かないからです。」

とおっしゃっています。

つまり、自分にとっては難なくできてしまうようなことで、人にとっては難しいと感じるようなことこそが才能だというわけです。

苦労してどうにかできるようになることではなく、「そんなの簡単じゃん」って思うようなこととか、「こんなことでお金もらっちゃっていいんですか?」って思うようなことが才能なんです。

難なくこなせてしまうので、周りから思っているほど、その人は大変さを感じていないですし、それが突出した「才能」だということにも気づきにくいんですよねー

わたしの場合は、今カウンセラーとしてお仕事をさせていただいてますが、「人の話を聞いてお悩みの根っこを探ること」を長らく才能だとは思っていませんでした。

「やればみんなできるけれど、面倒だからやらないだけだ」と思っていました。でも、どうやらちがうみたいなんです。

本当にありがたいことに、HSPの特性をはじめとする、わたしが元々持ってるものや好きなことがうまくミックスされて活かされているお仕事みたいです。

起業家仲間の方などとお話をすると、よく「カウンセラーって人の心をを扱うし、めっちゃ大変でしょう?」なんて言っていただくのですが、わたし自身は「大変」よりも「楽しい」の方が圧倒的にまさっているのです。

わたしから言わせれば、難しいソースコードを書くこととか、おしゃれなデザインを考えることとかの方が、よほど大変で難しく思えるのです。

そんなわけで、才能がない人なんてこの世にいなくて、人にはみな得意不得意があって、「自分の苦手なこと(凹)をどうにかこうにか努力して、人並みにできるようになるより、自分の得意なこと(凸)を楽しく伸ばしていって、誰よりもぶっちぎる方が絶対お得だよ」と、お伝えしたいんです!

適材適所。

そしたら地球は争いごとなく、ちゃんとまあるく収まるようにできてるんだよなぁって思います。

自分の才能を知る方法

では、ご自分の才能を知るにはどうしたら良いでしょう?

ご説明したとおり、あなたの才能は、自分が難なくできていることに隠れているようです。

自分にどんな才能があるかを知るためには、あなたにとっての、「あたりまえのこと」にぜひ意識を向けてみてください。

  • お料理をすること
  • 歌を歌うこと
  • 楽器を弾くこと
  • 詩を書くこと
  • 絵を描くこと
  • デザインをすること
  • 動画の編集をすること
  • プレゼントを選ぶこと
  • お花を育てること
  • 動物の気持ちがわかること
  • 体を動かすこと
  • ゲームすること

好きで、難なくできて、あたりまえにやってることに注目です。

そして、周りの人に「これってみんなできることかな?」って聞いてみてください。

きっとあなただけの才能が見つかるハズです。

たとえ取るに足らないと思うようなことでも、得意なことをいくつかかけ合わせたら、きっとワンアンドオンリーです。

それから、才能を知るためのツールやセミナーを活用されるのもおすすめです。

さっきご紹介した「ストレングスファインダー」という本には、一冊につきひとつの「アクセスコード」が付与されていて、ウェブテストで自分の強みのトップ5を知ることができます。

※中古本を買うと、コードが使用済みの可能性が高いので要注意!
※テストの日本語訳に戸惑うところがあったので、英語がお得意の方は英語版でうけることをおすすめします!

ちなみにわたしの場合、アドバイスの一行目に「人の話を聞き、相談にのる職務に就くことを考えてみてください」と書かれてました!

たかがチェックテストと侮るなかれです。

その他、「才能」「セミナー」などで検索されるとたくさんのサービスが見つかることと思いますので、「自分で自分の才能がわからない」という方は、いろいろ試してみてはいかがでしょうか?

才能を活かして生きていくには

さて最後に。

才能の見つけ方についてお話ししてきて、最後に水を差すようで申し訳ありませんが、カウンセラーの立場から、そして自分自身の経験からひとつお話したいなと思うのは、

ご自分の才能を活かして生きていくためには、やっぱりどうしたって「自己肯定感」と「自分軸」が欠かせない、ということです。

いくら才能があることに取り組めても、自己肯定感が低ければ、ちょっと問題が起きただけで心が折れてしまいますし、自分軸が無ければ、すぐに周りの意見に振り回されてしまいます。

生まれて持った才能を見つけても、それを活かせるかどうかは、「あなたがありのままの自分を受け入れられるかどうか」にかかっているということです。

もちろん、才能を探しながらでも構わないのですが、「自己肯定感足りないなー」「自分軸持てててないなー」と思ったら、ぜひそっちのケアもお忘れなくです。

そこはわたしの担当なので、ぜひぜひカウンセリングにいらしてくださいね^^

まとめ

今日のまとめです。

  • 才能ないことを努力するより、才能があることを努力した方が成功する可能性は高まる。
  • 強みの方程式「才能×投資=強み」 才能があることに投資(努力)することで、最大の強みを発揮できる。
  • 日本人は「がまん」を美徳としがち。でも、強みの方程式で考えると、もったいないこと。がまんして得られるものより得意なことに力を注ぐ方がよほど効率がいい。
  • HSPは、「物事を深く考えることができ(D)、他人の気持ちがよくわかる(E)」という生まれ持っての才能を備えている。それを発揮しない手はない。今いるところでこの能力がどのように活かせるかを考えてみよう。
  • 自分の才能を知るためには、自分の「あたりまえ」に気づくこと。好きで、難なくできて、あたりまえにやってることにヒントは隠されている。
  • 自分の才能を知るためのツールを積極的に試してみよう。
  • 才能を存分に発揮するためには、自己肯定感と自分軸が必須条件。メンタルケアもお忘れなく。

いかがでしたでしょうか?

わたしは、どんな人にでも必ず才能があると確信しています。

それがどんな形で発揮されるのかは人それぞれですが、「何のとりえもない人」というのは、この世に存在しないのです。

そして、「強みの方程式」で考えると、がまんして苦手なことを続けるのは本当にもったいないこと。

ぜひ、あなたもオンリーワンの才能を見つけてくださいね!

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自己肯定感と自分軸の獲得にとことんお付き合いしますので、ぜひご相談にいらしてくださいね!

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