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アダルトチルドレンに多い!?自分の名前が好きじゃない人。

    
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アダルトチルドレンに多い!?自分の名前が好きじゃない人。

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こじらせ繊細さんは、自分の名前が好きじゃないっていう人が驚くほど多いです。今日はそのことについて書いてみます。

2文字&子が付かない名前への強い憧れ

みなさんは、自分のお名前好きですか?

もし、生まれ変わって自分で好きに名前を変えられるとしたら、今と同じ名前がいいですか?

それとも他の名前がいい!って思いますか?

わたしの名前は「ようこ」です。

今となっては自分の名前が好きですが、30歳になるころまでは大っ嫌いでした。

普通過ぎるし、おしゃれじゃないし、古臭いし。(全国のようこさん巻き添えにしてごめんなさい。)

明治安田生命が出している名前ランキングをみてみると、昭和40年代~昭和50年代にかけて「ようこ」って常に上位にいるんですよ。

▶参考:明治安田生命 名前ランキング

たしかに同級生には、必ず2・3人「ようこちゃん」がいたし、芸能人も南野陽子さん、いしのようこさん、荻野目洋子さん、秋野暢子さん・・・

この年代のようこさん、むっちゃ多いです。

あなたのお知り合いにも、ひとりやふたりいますよね?

でもって、わたしの年代は、ちょうど「子」が付かない名前が流行り出した頃でもあり、「まり」とか「りえ」とか「あや」とか、【2文字で「子」が付かない名前】にめちゃくちゃ憧れましたね~。

超勝手な偏見ですが、こういう名前の子ってどこかオシャレで、あか抜けていて、匂い消しゴム(古っ)とかロケット鉛筆(古っ)とか、最新鋭のファンシーグッズwをいち早く取り入れてた印象です。

あと、中学くらいになると、女子同士が下の名前を呼び捨てで呼び合う時期ってありますよね?

【2文字で「子」が付かない名前】 だと「ねぇ、りな」とか、「ちょっと、みき」みたいにハマりがよくてかっこいいんですよー。

わたしなんて、他のようこちゃんが「ようこ」って呼ばれてたから、変なあだ名で呼ばれてましたからね。

なんでこんな平凡な名前つけたんだ。と親を恨みましたね~。

こじらせさんは自分の名前が嫌い

わたしがこれまでカウンセリングしてきた方に伺うと、こじらせさん(アダルトチルドレン)は自分の名前があまり好きではないという方が圧倒的に多いです。

ホント、名前が嫌いだから生きづらいんじゃないかと思うくらいに多いです。(一理あるかもしれない。)

理由はいろいろですが、

・普通過ぎる

・古臭い

・おばあちゃんみたい

・キラキラしてて恥ずかしい

・正しく読んでもらえない

・男みたい(女みたい)

・重すぎる

・名前負けしている感じがする

・家族(父母・祖父母)の名前が一文字入ってる

・両親ではなく祖父母や親せきが決めた

・親が信仰している宗教関係の人が決めた(実はこれ多いです。)

・お父さんがお酒飲みながら適当に決めたらしい

・上のきょうだいのときにも候補にあがってた(けど却下された)名前を繰り越された

・お父さんの好きな芸能人の名前にされた

など。

普通過ぎるのも嫌だし、目立ちすぎるのも嫌だし、適当な感じがするのも嫌だし、真剣過ぎるのも重くて嫌。

人それぞれ、いろんな理由がありますね。

中でも一番強烈なエピソードを話してくれたのが、「千秋」さん(仮名)という方。

この方は、四人兄弟の末っ子なんですが、一番上のお兄さんが「夏生」さん、次のお姉さんが「美冬」さん 、その次のお兄さんが「春樹」さん。

それぞれ生まれた季節の名前が付いています。(※すべて仮名です。)

そして、最後に生まれた「千秋」さんは、秋生まれかと思いきや、春生まれ。

ご両親が、「春菜」か「千秋」で迷って、きょうだいで四季をコンプリートしたいからと「千秋」を選んだそうなんです。

わかります?この感じ・・・

自分が生まれた季節よりも、家族内のバランス重視で付けられた名前。

学校の授業で自分の名前の由来を書いたときに、先生から「可哀そうに」と言われたことがきっかけで、ご自分のお名前が大っ嫌いになったそうです。

名前が自己肯定感に関わっている

おおげさに思うかもしれませんが、自分の名前の好き嫌いは自己肯定感に関わっていると思います。

人生でおそらく一番たくさん書く・見る・聞くのが自分の名前だし、苗字は変わっても名前はよほどのことが無ければ変わりませんから。

それが気に入らないものであれば、目にするたびに書くたびに、嫌な気持ちになります。

そのたびに小さく傷ついて、それが目に見えないほどわずかな傷でも、積もり積もって何百回、何千回と重なれば、結構な自己否定になるハズです。

先ほどの千秋さんのように、ご両親に悪気はなく一生懸命考えて付けた名前だとしても、毎日見たり書いたりするたびに「自分は大事にされていない」「わたしはかわいそうな子なんだ」と思ってしまったら、それは生きづらくもなりますよね。

そうでなくても、何となく響きがイヤ、かわいげがない、古臭い、などと自分の名前にネガティブなイメージを持っている人は、全体的なセルフイメージも低いハズです。

それは、名前を書くたびに、見るたびに、呼ばれる度に、無意識に自己否定を続けているからだろうと思います。

名前に対する意味づけを変える

では、名前が嫌いな人はどうしたらいいのでしょう?

改名するにもなかなか難しいですし、ニックネームや偽名で過ごすにはいろいろ制約もありますしね。

これから先も一生付き合っていくのだとしたら、「嫌だ嫌だ」と思っていると自分が損するだけなので、少しずつその認知を変えていかれることをお勧めします。

具体的な方法をいくつかあげておきますね。

ひとつめ。

まずは、自分で自分の名前が好きではないと認識する。

この認識すらない人もいらっしゃいますから、まずは一度そのことをしっかり認めてください。

ふたつめ。

どうして自分の名前が好きじゃないか、その理由をしっかり考えてみる。

「古臭いから」という人は、小さい頃、誰かにそう言われたのかもしれない。

「変な名前だから」という人は、小さい頃、誰かに名前のことでからかわれたのかもしれない。

自分の名前にネガティブな意味づけをした瞬間がきっとあるハズですので、そのときの自分の気持ちにしっかりと寄り添います。(インナーチャイルドケア)

(思い出せなかったとしても、小さな頃の自分が自分の名前を嫌だなぁと思っていた感じは思い出せると思うので、その気持ちを理解してあげてください。)

みっつめ。

「わたし、自分の名前あんまり好きじゃないんだよね。」と正直に人に話してみる。

そうすると、たいていの場合「そんなことないよ」とか、「わたしは好きだけどな」とか肯定的な返事が返ってくる。

それか、「わたしもそうなんだよねー」という共感の答えが返ってくる。

きっと自分が思っているほど変って思われていないし、同じように感じている人もたくさんいることに気づくハズです。

よっつめ。

大好きな人に名前で呼んでもらう。

大好きな人の声で聴く自分の名前は、思ってるほど嫌じゃないかもしれない。

自分が勝手に名前にネガティブなイメージを抱いているだけで、実はとても素敵な響きだと気づくかもしれませんよ。

ポイントは、

自分が自分の名前にネガティブな意味づけをして、それをずっと引きずっているだけだということに気づくことです。

子どもの頃から引きずってきたその名前に対するネガティブな感情を、今なお癒せないままでいるだけです。

名前を変えることができなくても、その意味づけを変えることさえできれば、捉え方はまったく違ったものになります。

あなたと同じ名前でも、あなたより平凡な名前でも、あなたより変わった名前でも、自分の名前を愛して幸せに生きてる人はたくさんいるハズです。
(鈴木一郎さんは日本人で一番稼いだプロ野球選手ですね^^)

今ご自分のお名前が気に入らない人は、きっとどんな名前が付いたって100%満足することはないです。

なんだかんだと自分を否定して、恥ずかしがって、親に不満を持って生きてくことになります。

そんなのってすごくもったいないと思いませんか?

傷ついた子どもの頃の気持ちに寄り添って、インナーチャイルドケアをしたら、あなたは、あなたの名前に新しい意味づけをして、これからの人生を堂々と歩いて行ってもいいんですよ。

今、あなたが抱いているご自分の名前に対するネガティブな感情を癒せば、きっと自己肯定感もアップするハズです。

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