ドタキャン常習犯?直前になるとどうしても行きたくなくなる人の心理とは?
今日は「直前になるとどうしても行きたくなくなる人」のお話をお届けします。
「繊細さんは考えすぎてドタキャンしたくなりがち?」
いいえ、ちがいます。その理由は、こじらせてるからです。
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ドタキャンにも2とおりある
わたしが思うに、ドタキャンしたくなる人は以下の2つの流派wに大別できます。
あー。今日約束あるんだった。ダリーな。出る気しないしなー。断っちゃおうかなー。
「ごめーん。今日やっぱムリ。また誘って!」
っていう、自己中ドタキャン派。
楽しみにしてたけど、やっぱりいろいろ考えだすと憂鬱、、、
うまくしゃべれないかもしれないし、なんか浮いちゃうかもしれないし・・・
何着てったらいいかわかんないし。生理近いから身体だるいし ・・・
あー、どうしよう。やっぱり無理。
でも断るの悪いなー。どうしよう・・・
だけど、行けばけっこう楽しいかもしれないよね ・・・
でもなー、やっぱりなんか気が乗らないなー。
あー、なんであのとき簡単に「行く!」って言っちゃったんだろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
「ごめんね。朝起きたら急に頭が痛くて。
今日はキャンセルさせてもらっていい?楽しみにしてたのに行けなくて残念。本当にごめんね。」
っていう、考え過ぎドタキャン派w
世間一般的には、
ドタキャン癖=「自己中」「自分勝手」「相手を見下している」「周りの人のことを考えてない」って思われていますが、
わたしのお客さまであるこじらせ繊細さん(HSPAC)に多いのは、圧倒的に後者の考え過ぎドタキャン派(ドタキャンしたくなるけど我慢していく人も含めて)。
断りそびれて「行く!」って言った後、いろいろ考えだして、ジワジワ面倒になってきて、でも直前まで断れずに引っ張って、結局ドタキャンするってパターン。(もしくは渋々行くってパターン。)
特にHSS型の人は、好奇心に駆られて勢いで「行く!」って言っちゃうから、あとで後悔することも多い。
お気持ちはめっちゃわかるから、考え過ぎドタキャン派の人を擁護したい気持ちもあるけれど、
でも残念ながら、相手にとっては自己中だろうと考え過ぎだろうとどちらも同じ迷惑なドタキャン。どっちが良くてどっちが悪いとかない。
考え過ぎドタキャンの人の方が言い訳がましい分、嫌がられたりするかも・・・
行けそうだったら行くね
ドタキャンを回避するために多くのこじらせさんが取るのが、「はっきり約束をしない」という策w
・行けそうだったら行くね
・まだわかんないから近くなったら連絡するね
・今のところ大丈夫だけど・・・
これなら相手にも迷惑をかけないし、自分に選択肢も残されている、って思っているのかもしれないけど、
逆の立場だとして、これ言われたらどうですか?
「え?行けたら行くってどういう意味?別にたいして来たくなさそうだな・・・」
って思いません?
それに、たとえばもし食事会とかだったら、直前まで人数がはっきりしないとか、予算が決まらないとか、別の人呼ぶに呼べないとか、あいまいな返事って自分で気づいてないだけでけっこう迷惑をかけてたりもします。
そうすると、相手から面と向かって何も言われなくても、「めんどくさいから次からもうこの人に声かけるのやめよ」となります。
こじらせさんは、こうやって自ら人間関係をこじらせているんですが、そのことに気づけていない人が実はけっこう多いなと感じます。
嫌われないように考えすぎて、態度が曖昧になって相手に不信感を抱かせて嫌われる・・・
このパータンやっちゃう人、本当に損してるなーって思います。
どうしたらドタキャンしたくなるのを止められる?
考え過ぎドタキャン派のこじらせさんは、だんだん人と約束するのが億劫になっていって、「だったらひとりの方が気楽」と、おひとりさまライフにハマっていきがちなのですが、
本当はひとりぼっちはさみしいと感じている人も多いハズ。
だったらこれを何とかしたいですよね?
解決方法は、
×約束をしないこと
×あいまいに返事をしておくこと
×ドタキャンしないようにがんばること
ぜーんぶ違います!!
答えは、
ドタキャンしたくなってしまう自分のメンタルに向き合うこと
です!
ここを解決しなければ、永遠にあなたは「めんどくさい人」か「孤独な人」のままです。
「なんとなく面倒」はごまかし
ドタキャンしたくなる理由を聞くと、たいていのこじらせさんは「なんとなく面倒になってしまうんです」と答えます。
でも、ご本人も自覚がないかもしれませんが、本当の理由はおそらく「傷つくのが怖いから」です。
わざわざ出かけて行って、
・うまく馴染めなくて浮いてしまうこと
・上手に話せなくて相手につまらない思いをさせてしまうこと
・相手から何か嫌なことを言われること
・ダサいと思われて見下されること
・調子に乗って喋りすぎてしまうこと
・余計なひとことを言ってしまって相手に嫌われること
・相手の話ばかりで自分の話を聞いてもらえないこと
・相手にドタキャン喰らうこと
なんらかの理由で傷ついて、「行かなきゃよかった」って思うのが怖い。
でも、行かずに断って、
・感じの悪人と思われること
・ノリが悪いと評されること
・次から誘うのやめようと思われること
・自分の知らないところで関係が築かれていくこと
・相手との間に距離ができてしまうこと
・他の人と親密になってしまうこと
こういうのも怖い。
だから狭間で揺れるんです。
「なんとなく面倒」というのは本音をごまかしてる証拠で、掘り下げていくとちゃんとこんな風に傷つきたくないという恐れがあるハズ。
まずは、そこに向き合ってみましょう。
たくさん傷ついてきた
このような悩みは、こじらせさん(=アダルトチルドレン)ならではのお悩み。
こじらせさんは、とにもかくにも人間関係で傷つきたくないがゆえに、いろいろなことから逃げようとしがちです。
断ることも、行くことも、どちらからも逃げようとして、ギリギリまで引っ張った挙句、「ドタキャン」か「イヤイヤ行く」かの2択になってしまうのです。
では、どうしてこうもこじらせさんはどうしてこうも傷つくことを恐れるのか。
それは、あなたが小さなころから人間関係でさんざん傷ついてきたからです。
思い出してみてください。
・うまく馴染めなくて浮いてしまったこと
・上手に話せなくてにつまらなそうにされたこと
・何か嫌なことを言われたこと
・ダサいとバカにされたこと
・調子に乗って喋りすぎてしまって叱られたこと
・余計なひとことを言ってしまって相手を怒らせたこと
・相手の話ばかりで自分の話を聞いてもらえなかったこと
・ドタキャン喰らったこと
人によってちがいますが、きっと何かしらの苦い思い出がひとつやふたつ。いやみっつやよっつやいつつやむっつ(笑)、これまでにあるハズです。
そんな経験による心の傷が疼いて、当日が近づくにつれ逃げ出したくなるのです。
そんな時、あなたのインナーチャイルドは、
もうこれ以上傷つきたくないよ。怖いよ。
とあなたに訴えています。
大人の頭で冷静に考えてみたら、断ることも行くことも、本当はそんなに怖いことではなく、ギリギリまで迷うことの方がよほどエネルギーの無駄遣いだし相手に迷惑をかける危険があるのですが、
これまでの苦い経験から、「断ったら嫌われる」「行ったら嫌な目に遭う」と自動思考して、怖くなってしまうのです。
それを毎回、「なんとなく面倒になってしまう」という理由でごまかしているから、いつまで経っても同じことを繰り返してしまうのです。
自分の恐れに向き合って、心の傷を癒していかない限り、ドタキャン癖は根本解決しません。
ドタキャンはホント損
あ、そうそう。
ドタキャンしたくなる理由をたまに「飽きっぽいHSS型だから」とおっしゃる方もいますが、わたしはそれはちがうんじゃないかなって思っています。
たしかに新しもの珍しもの好きで目移りしやすいという特性はありますが、人との約束をドタキャンしたくなる癖のある人は、ただの繊細さんじゃなくて、やっぱりこじらせさん(アダルトチルドレン)だと思います。
さっきもお伝えしたとおり、
心に傷を抱えていて、人に対する恐れがあるから逃げたくなるのです。
だから、そこに向き合うことだけが、こじらせさんがドタキャンしたくなるのをやめられる唯一の方法です。
身をもって言いたいのですが、ドタキャン癖のある人は本当に損しちゃいます。
ドタキャンして、その場ではつらさから逃れられて楽になった気もしますが、それって大切なチャンスや信頼をみすみす手放してしまうことになります。(もちろんやむを得ない事情のときもありますが。)
自分から離れたつもりで、周りの人が離れて行ってることに、
選んでるつもりが、選ばれてることに、
そろそろ気づいた方がいいかもしれません。
それでもやっぱりドタキャンしたくなっちゃう人は、インナーチャイルドがひどく傷ついていますので、しっかりケアが必要です。
ご自分の中にあるドタキャンしたくなってしまう本当の理由に気づき癒すことができれば、だんだん約束が怖くなくなっていきますし、当日が近づいてもフラットな精神で、期待しすぎることも怯えすぎることもなく、穏やかにいられるようになっていきますよ。
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