変わりたいと思っているけどなかなか変われない人に伝えたいこと
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変わりたいと思ってる
- 人目が気になって仕方ないんです
- もっと人に気を遣わずに生きられたらなって思うんです
- 本当の自分てなんなんだろうってわからなくなるんです
- 人生このままでいいのかなって思ってて・・・
こんな話、クライアントさんからしょっちゅう聞きます。
他人に気を遣って自分らしく生きられないってしんどいですよね。
でも、しんどいと感じながら、変われる人と変われない人がいます。
そのちがいはなんでしょう?
潜在意識の答えは?
変われるか変われないか。その答えは潜在意識にあります。
心理学がお好きな方は、この図見飽きてるかもしれませんが、人間の意識には「顕在意識」と「潜在意識」がありますね。
簡単に言っちゃうと、頭で考えてるのが「顕在意識」、腹(心)で感じてるのが「潜在意識」です。
この図のとおり、潜在意識が大部分(90~97%)を占めますので、いくら頭(顕在意識)で「変わりたい」と考えていても、腹の中(潜在意識)で「変わりたくない」と思っていると変われません。
変わりたいのに変われない人は、頭がYES、腹(心)がNOの状態です。
3人対97人で綱引きしたらどうなります?
もちろん、潜在意識の圧勝ですよね?
そりゃ変われるわけないんです。
変わらない言い訳を探す
「変わりたいけど変われない」
そうおっしゃっている方たちも、じっとしているというより、いろいろ探している人が多いです。
本を読んだりネット検索したり・・・
でも、決定的な何かには手を付けようとしません。
たとえば、自分とがっつり向き合うプログラムなどは、
- お金がない
- 時間がない
- 子どもが〇〇だから・・・
- 今じゃない気がする
などとと言いながら避け続けてしまいます。
そしてあちこちの手ごろなものにたくさん手を出し、無駄に時間とお金を失っていきます。
だけど!
本当の本当の理由はそこにはなくて、
「変わってしまったら困る」
潜在意識でそう感じているのだということに気づく必要があります。
それと似たような例で、治療が必要にも関わらず、病院への定期通院を自己判断でやめてしまったり、出されたお薬を飲まずに放置している人なんかもそうかもしれません。
その方たちに理由を聞くと「なんか今それほどつらくないから」とか「なんだか飲むのがめんどうで」なんておっしゃるんですが、たいていの場合、それはちがいます。
そう考えているのは顕在意識(頭)のお話で、潜在意識(腹)では、「病気が治ったら困る」と思っています。
ご本人もその自覚がないのですが、本当はそう思っています。
変わりたくない理由を考える
この状況を打破するためには、まず、その本人が、
「なかなか変われないと思っていたけど、もしかしたら変わりたくないのかも。」
という不都合なことに一度向き合う必要があります。
あなたにとって変わることのデメリットってなんでしょう?
真剣に真剣に考えてみてください。
たとえば、
- 今の彼は傷つきやすいわたしを好きになってくれたから、もしメンタルを癒して自立したら、彼の気持ちが冷めてしまうかもしれない。
- 夫は弱い自分を守ることによろこびを感じてる。だからわたしが強くなってしまったらがっかりしてがんばれなくなるかもしれない。
- もし「がんばらなくてもいい」と思えるようになってしまったら、どんどん努力しなくなってダメ人間になってしまうかもしれない。
- しっかり者であることで周りから必要とされてきたから、ダメなところを認めてしまったら、人から相手にされなくなるかもしれない。
- もしメンタルが整って自活できるようになったら、実家を出て一人で生きて行かなくてはいけなくなるかもしれない。
- 引きこもってると家族が心配し注目してくれる。もし外に出られるようになったら誰からも心配されなくなっちゃうかもしれない。
- わたしが自立してやりたいことを始めたら、年老いた母をひとりぼっちにしてしまうかもしれない。
こういうことです。
「変わりたいけど変われない」と言っている人には、必ず「変わりたくない」理由がありますので、そこ!そこを探してください!(周りがではなく本人が!)
その理由を解消しない限り、いくら高額講座を受けても、有能なカウンセラーのところに通っても結果は同じ。
絶対に!絶対に!変われません。
演技をやめるのは危険!?
あなたが「変わりたいけど変われない」と悩んでいるとき、「変わりたい」3人の反対側のロープを握り締めて「変わりたくない!」と必死に抵抗している97人。
それがインナーチャイルドです。
演技をやめたら、お母さんに必要とされなくなっちゃうよ!
というのがインナーチャイルドの主張です。
小さいときから、
- みんなの世話を焼くことでほめられてきた(ケアテイカータイプ)
- 勉強やスポーツをがんばることで認められてきた(ヒーロー・ヒロインタイプ)
- 可愛げがあることで愛されてきた(クラウンタイプ)
- 面倒を掛けることで心配されてきた(スケープゴートタイプ)
- おとなしくしていることで穏便に収めてきた(ロストワンタイプ)
インナーチャイルドは、あなたが無理して演技をしてようやくそのポジションを獲得したことを知ってるから、それをやめるのは危険だと頑として抵抗しているのです。
だから、頭では向き合った方がいいと思っているけれど、続かなかったり逃げたくなったりするのです。
ありのままで生きるということ
だけど、冷静に考えてみてください。
今、演技をやめたところで、本当に困ることが起きるでしょうか?
仕事も住むところも友だちも、何もかもを失ってひとりぼっちになるでしょうか?
お母さんはあなたが傍にいないと本当に生きて行けないでしょうか?
たとえそうだとして、それが幸せだと言えるでしょうか?
きっとちがいますよね?
小さかったあなたが、お母さんやお父さんに嫌われたら困ると思って必死にいい子を演じちゃうのはわかるんですが、大人になった今、いつまでその呪いに縛られて、自分らしく生きることから逃げてるんでしょう?
「変わる」ことに抵抗がある人は、こう考えてください。
「変わる」というのは別の誰かになることではありません。「本来の自分になる」ということです。
- お姉ちゃんぶって生きてきたけど、本当は人に助けられながら才能を発揮する人。
- 勉強ばっかリで生きてきたけど、本当は絵を描くのが好きな人。
- 周りの意見に流されまくって生きてきたけど、本当はリーダーシップの取れる人。
- ひねくれものとして強がって生きてきたけれど、本当は心優しくてピュアな人。
- 何も感じないように生きてきたけど、本当は感受性の塊の人。
みんなそれぞれ本当の自分があるのに、小さいときから「役割」を演じて、こじらせて、本当の自分とはちがう何かで生きてるからしんどいんです。
それでもやっぱり「変わりたいけど変われない」って思ってる人は、インナーチャイルドがひどく傷ついていますので、しっかりケアが必要です。
長年の「変わりたいけど変われない」期間をどうにか這い出して、変わったわたしがお伝え出来ること。
それは、
本当の自分で生きることは、もっとも楽でもっとも豊かでもっとも幸せなこと
だということです。
まったく恐れる必要なんてないし、ひとつも損なことなんてないんですよ。
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