【逆エンパス解説】セルフチェック診断付き ~エンパスと逆エンパスってどう違うの?~
突然ですがあなたは、困っている人を見たとき、放っておけないタイプですか?
街中で、困っていそうな子どもやお年寄り、妊婦さんや子連れママを見たとき、頼まれてもいないのに駆け寄って手を差し伸べたくなるあなたは、逆エンパスさんかもしれませんよ?
こちらの記事では、よく気が付いてめちゃくちゃ親切、だけどときどきお節介!?そんなエンパスの亜種、逆エンパスさんについて解説します。
エンパスが何かをご存じない方は、先にこちらの記事をお読みいただければと思います↓↓
逆エンパスとは?
亜種と書いたとおり、エンパスと逆エンパスは大分類では同じです。
逆エンパスは、エンパス同様、共感力が高く他者の気持ちを汲むことに長けているという特徴を持ちながら、エネルギーの向きがエンパスとは逆方向だと言われています。
※エネルギーの向きについてはこの後解説します。
逆エンパスはエンパス以上に明確な定義など存在せず、その解釈は専門家の間でもまちまちです。
ふたつのちがいについて諸説ある中で、ここではカウンセラー森の見解をお伝えします。
エンパスと逆エンパスのちがい
ここでは、エンパスと逆エンパスのちがいについて森の見解をお伝えします。
【共通点】
・共感力が高い
【相違点】
・エネルギーの方向が逆向き
- エンパス: 他者のエネルギーを受け取る。受信機の役割。(他者→自分)
- 逆エンパス: 他者にエネルギーを与える。発信機の役割。(自分→他者)
共感力が高く他人の気持ちに敏感であることは共通していますが、エンパスは自分が他者のエネルギーフィールドに入り込んで他者のエネルギーを吸収するのに対し、逆エンパスは自分のエネルギーを相手に与える(他者を自分のエネルギーフィールドに引き寄せる)のが大きな違いです。
これを磁石に例えると、
●エンパスは、他者という磁石に引き寄せられる。
●逆エンパスは、自分という磁石に他者を引き寄せる。
また、両者のちがいは魂の形で表現されることもあります。
- エンパスの人は、器(うつわ)型。意識しないと他者のエネルギーが勝手に流れれ込んでくる。
- 逆エンパスの人は、噴水型。自分自身がエネルギーの出どころ(発信源)で、無意識のうちにエネルギーの放出先を探している。
エンパスと逆エンパスのちがいについて、なんとなくイメージができましたでしょうか?
●エンパス:他者のエネルギーを受け取る。受信機の役割。
・エネルギーの方向:他者→自分
・魂の形:器型
●逆エンパス:他者にエネルギーを与える。発信機の役割。
・エネルギーの方向:自分→他者
・魂の形:噴水型
エンパスと逆エンパスの見分け方
いくつかたとえをご紹介しましたが、エンパスと逆エンパスを見分けるのに一番わかりやすいと森が個人的に思っているが「つらそうな人を見たとき」の両者の反応のちがいです。
「つらそうな人」を見たとき、
- 同じようにつらい気持ちになるのが、エンパス。
- 何か自分にできることはないかと思いを巡らすのが、逆エンパス。
あなたはどちらですか?
以前、逆エンパスの人から伺ったエピソードに以下のようなものがあります。
・フラフラと歩いているお年寄りを見ると、心配で手を差し伸べたくなる。家に帰ってからも「あの後大丈夫だったかな?」などとずっと気になってしまう。
・売れていないお店を見ると、つい買ってあげようかなと思ってしまう。他の人が買っているのを見るとホッとする。
・観光地の写真販売を断れない。それを生業にしている人を無下にあしらえずに欲しくも無いのに買ってしまう。 など。
エンパスは、他者の痛み・苦しみに気持ちを重ねて同じようにつらい気持ちになるのですが、逆エンパスの場合、他者の痛み・苦しみを察したうえで、自ら働きかけをしようと考えるのが特徴です。
(実際に行動に起こすかどうかはまた別の問題。)
つらそうな人、困っていそうな人をみたとき、一緒になって痛み苦しみを味わうのがエンパス。
相手を助けたいと思うのが逆エンパス。
逆エンパスセルフチェック
こちらはわたしがカウンセリングの際に使用している、オリジナルの項目です。ご参考まで。
※同じ逆エンパスであってもどのようなことに共感力を持つかは人それぞれです。すべてに当てはまるとは限りません。
※上記の項目は、HSEの逆エンパスの特性に特化した項目をピックアップしています。
このように意図せず目立ってしまうようなオーラのある人、世話焼きで困っている人を放っておけないタイプの人は逆エンパスの可能性が高いと言われています。
HSEと逆エンパスは同じなの?
研究熱心なクライアントさんからよく質問されるのが、「HSEと逆エンパスって似てませんか?」ということなんですが、わたしも実はそう思っています(*´艸`*)
- HSP(内向的なHSP)・・・内向型HSP
- HSE(外向的なHSP)・・・外向型HSP
HSEの定義が「外向的」なHSPなので、エネルギーの向きが外向きな逆エンパスであるというのも頷けますよね。
なにせエンパス・逆エンパスには学術的な定義がないものですから、「同じです」とも「ちがいます」とも言い切れないのがつらいところですが、わたしが出会った多くのHSEさんは、逆エンパスの傾向があります。
人との交流を望み、自ら働きかける。
そんなところが本当によく似ているなと思います。
ただ、HSEはHSPの要素も持ち合わせているので、放出するばかりではなく、他人の発するエネルギー影響も少なからず受け取っているハズです。
単に発信するばかりではなく、他人の痛みが体に差し込んでくるような感覚を覚えることもあるし、悪いエネルギーに憑依されるようなところもあるのではないでしょうか。
というわけで、わたしの現時点での解釈では、外向的な人と内向的な人がグラデーション状に存在するのと同じように、「100%受信機」「100%発信機」ということはなく、誰にでも受信機・発信機、両方備わっていて、どちらが優位なのかのちがいだろうなと思っています。
あまり明確な切り分けにこだわらず、HSPはエンパス傾向が強く受信優位になりがち、HSEは逆エンパス傾向が強く発信優位になりがち、と考えていただければ良いかと思います。
・逆エンパスに明確な定義がないため、線引きは難しいものの、「人との交流を望み、自ら働きかける」という点においてはとても似通っている。
・HSPはエンパス傾向が強く受信優位になりがち、HSEは逆エンパス傾向が強く発信優位になりがちと捉えると良い。
逆エンパスさんが気をつけたいこと
逆エンパスを自覚した方に注意していただきたいことが大きく分けてふたつあります。
①エナジーバンパイアに気を付けよう
まず、気をつけたいのがエナジーバンパイアの存在。
逆エンパスについてのブログや動画などでも、よく見聞きするのが「エナジーバンパイアに気をつけましょう!」というメッセージです。
エナジーバンパイアとは、その名のとおり、エネルギーの吸血鬼です。
エナジーバンパイアには、こんな特徴があります。
・一緒にいると疲れる
・一緒にいると気を使い過ぎてしまう
・一緒にいるとやる気が失われる
・一緒にいると暗い気持ちになる
・一緒にいると体調が崩れる
エナジーバンパイアとはつまり、相手のエネルギーを吸い取ってしまうような人です。
あなたの周りにもきっといるのではないでしょうか??
エネルギー放出型である逆エンパスさんがこのような人たちのそばにいると、せっかくの良心的なエネルギーは、無意識のうちにどんどん奪われていってしまいます。
際限なく愚痴を聞かされたり、マウントを取って見下してきたり、要求が異常に多かったり、こんな人が近くにいたら要注意です。
心優しき逆エンパスさんは、相手が困っているように見えると放っておけず、何とか役に立とうとどこまでも尽くしてしまうので、自分でも気づかないうちに信じられないほどのエネルギーを奪われていたりします;;
この人といると消耗するなーと思ったら、意図的に距離を取るようにしましょう。
距離を取るコツは境界線。バウンダリーです。
※バウンダリーについてはこちらで解説しています。
→バウンダリーについて
そして、エナジーバンパイアの中でも気をつけたいのが、相手のエネルギーを奪うことが快楽となっているサイコパス(精神病質、反社会的人格)の存在です。
※サイコパスの解説はこちらで解説しています。
→エンパスとサイコパスのちがいとは?
この人たちにロックオンされてしまうと、逆エンパスさんのエネルギーはたちまち搾取されてカラッカラになってしまいますので、本当に気をつけてくださいね><;
サイコパスは、直感が鋭く良心が著しく欠如しているため、エネルギーの放出源を目ざとく見つけ、わざとエネルギーを奪うような行為をしかけてきます。
サイコパスにとって逆エンパスさんは絶好のカモ。
逃げるのにも一苦労なので、近づかないのが一番です。
もし、すでにロックオンされてしまっていたら、相手に悟られないように少しずつ少しずつ距離を取りましょう。
②エナジーバンパイアにならないように気をつけよう
そして、もうひとつ気をつけたいこと。
これはちょっと厳しい話ですが、ご自身がエナジーバンパイアにならないようにすることにも注意を払ってほしいのです。
勘のいい方はお気づきになったかもしれませんが、逆エンパスとエナジーバンパイアの特性はよく似ています。
というか、おそらく逆エンパスさんの一部はエナジーバンパイアなんだろうなーと思います。(あくまで森の見解ですが!)
エネルギー放出型である逆エンパスのうち、
・ネガティブなエネルギーを出しまくっている人(イライラしている)
・無自覚に相手の心にネガティブな爪痕を残す人(愚痴や不満が多い)
・過度に相手に干渉する人(お節介)
・相手のエネルギーを絡め取っていく人(同意を求める、束縛する)
こんな人が、エナジーバンパイアになり得るのだと思います。
一部のサイコパスのような意図的なやり方ではないにせよ、無意識のうちにネガティブなエネルギーを周りに放出してしまうので気をつけなくてはなりません。
この無意識というのが実は厄介で、自分では自覚のないまま負のエネルギーを放ち続けて、自分だけでなく周りの人たちも潰してしまうことになり得ます。
相手のエネルギ―フィールドに入り込んで、相手が持っているエネルギーを低下させてしまうんですね。
これってまさに疫病神!!(;’∀’)
影響力のある逆エンパスさんは、自分の発するエネルギーが人を害する可能性もあるってことをしっかりと認識しておきましょう。
過干渉、お節介の自覚がある人は、要注意です。
特に子育て中のお母さん!お子さんのためにもしっかりと境界線を引いてくださいね!!
・エナジーバンパイアに捕まらないこと。(エネルギーを吸い取られ疲弊する。)
・エナジーバンパイアにならないこと。(他者を疲弊させる。)
逆エンパスの生きづらさ対処法
ここまでご説明したとおり、逆エンパスさんは、意図せずともエネルギーを放出し、良くも悪くも他人に影響力を及ぼすので、ご自身がエネルギーの発信源になっているということをしっかりと自覚し、エネルギーを良い方向に循環させることを心がけることが大切です。
ところが、多くの逆エンパスさんは、幼いころからの経験で、勢いよく放出してしまうとKYとか変わり者と言われてしまうのを知っていますので、無意識のうちにセーブして控えめにしているような印象です。
「出る杭は打たれる。」
だから、余計なことはしないでおこうという判断です。
これはこれで、生きていくための術として身に付けたことなので、一概に否定できないのですが、そのままでいると自分の中に放出されなかった感情エネルギーが蓄積されていってしまうのが難点です。
ある日突然キレてしまったり、過食や買い物に走ったり不適切な方法で排出されてしまったり、最悪の場合には、ご自身が病気になってしまったりすることがあります。
感情エネルギーは、溜め込むとこのようにゆがんだ形で放出されてしまうので、感じたときにできるだけ早く解放しておくのが得策です。
森のおすすめのエネルギー解放方法は以下のとおりです。
①ブログを書く・文章を書く
ご自分の考えたこと感じたことを、文章化してアウトプットするのはエネルギー放出にとても効果的です。
わたしは、自分と同じように苦しんでいる方のお役立ちたいと思ってブログを始めたのですが、書くことが自分自身の浄化になっているということを日々強く実感しています。
ブログのハードルが高かったら、まずは紙に書き出すだけでもいいです。
思いつくまま、片っ端からA4くらいに書き出してみてください。もう出てこないと思うまで、ひたすら書き続けます。おそらく10分くらいやるだけでもかなり頭がスッキリするかと思います。
②身体を動かす
運動が好きな方は、ヨガ、ストレッチ、スイミングなど、身体を動かすことで、カロリーとしてエネルギーを放出させるのも良いと思います。
苦手な方も、ちょっとだけ散歩をしてみるとか、お風呂にゆっくり使ってみるとか、頭だけでなく体力も使いうことで、かなり楽になれると思います。
③感情解放のワークをする
感情解放のメソッドは世の中にたくさんありますので、ぜひご自分に合うものを試してみてください。
繊細さんお悩み相談室の28日間マンツーマン講座では、繊細さん向けにアレンジしたオリジナルの方法で感情を解放の仕方を説明しています。
ご自身に合った方法を見つけて、とにかく感情を溜め込まないことを意識してみてくださいね。
①ブログを書く・文章を書く
②身体を動かす
③感情解放のワークをする
逆エンパスの生き方
ここまで、逆エンパスについて解説してきましたが、思い当たるところはありましたか?
HSEを自覚されている方は、ご自身を逆エンパスだと思いましたか?
統計を取りたいので、ぜひ教えてくださいね^^
もし、逆エンパスがHSEとニアリーイコールだとすると、その割合はなんと人口わずか6%ほどという、とても希少な人たちなのです。
本来、他者の気持ちがよくわかり、それを助けることのできる良質なエネルギーの持ち主ですから、エナジーバンパイアに吸い取られたり、エナジーバンパイアになったりしてるのってホントもったいなくって、そのエネルギーを存分に役立てて活躍していただきたいのです。
そう。逆エンパスの人の本職は人間パワースポット。
良質なエネルギーを放っている逆エンパスさんは、一緒にいるだけで元気になれたり、勇気が湧いたりする存在。
今の時代に必要な存在なんですよ。
相手に良い影響を与えられるため、教師、保育士、看護師、介護士、アシスタント、カウンセラーなどなど、人を助ける仕事も向いていると思います。
ただし、ご自身がしっかり境界線(バウンダリー)を保てていないと、エネルギーを与えすぎたり、溜め込んだりして、自分も周りも疲弊してしまいますので、要注意です。
そのために大切なことは前述のとおり、自分の中に不要なエネルギーを溜め込まないこと。
常に自分自身を浄化し、エネルギーが滞らないようにしておくことが大切です。
感情解放をしてエネルギーを浄化し、ご自分の本来持っている才能を発揮するための方法は、28日間マンツーマン講座でお伝えしています。
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