【HSE解説】セルフチェック診断付き~社交的な繊細さん~
このページでは、「HSE」について解説しています。
HSEとは?
HSE=Highly Sensitive Extrovertの略。
日本語訳は「外向型HSP」(社交型HSPともいう)。
- HSPの提唱者であるエレイン・N・アーロン博士と共に活動しているカウンセラーのジャクリーン・スティックランド(Jacqueline Strickland)氏が提唱した概念。
- ひといちばい敏感(HSP)でありながら、社交的で他者との交流を好む人(Extrovert)、外向的HSPのことです。
- HSPの亜種と言われ、HSPのうち約30%(つまり全人口の6%)はHSEに該当するとみられています。
HSS型HSPとHSEのちがいと共通点
- HSS型HSP・・・HSP+刺激追求型(繊細でありながら、新しいものや珍しいものを好む人)
- HSE・・・HSP+外向性(繊細でありながら、社交的で他者との交流を好む人
HSEとHSS型HSPの特徴は似通っていて混同されがちですが、HSEが必ずしもHSS型HSPであるとは限らず、その逆も然りです。
※ただし、ジャクリーン・スティックランド氏によると、大半のHSEはHSS型HSPだそうです。
HSS型HSPとHSEの具体的なちがい
HSS型HSPが求めるのは、刺激。
新しいもの、珍しいもの、冒険、探検、スリルなどを好みます。
<例>
・海外旅行
・知らない場所へ行く
・一度もやったことのないことをする
・誰もしたことのないことをする
・スリルのあることに挑戦する
※すべてにあてはまるとは限らない。
ただし、ベースがHSP(ひといちばい繊細)であるため、単に無鉄砲で怖いもの知らずというわけではありません。
慎重さの中に、変化や刺激を求めるようなところがあります。
HSEが求めるのは、他者との交流。
人との交流によろこびや楽しさを感じるタイプです。
<例>
・人と話すのが好き
・人といると楽しい
・人の集まる場所へ行く
・積極的に人と関わる
・明るく社交的で人見知りしない
※すべてにあてはまるとは限らない。
ただし、ベースがHSP(ひといちばい繊細)であるため、他人の気持ちに敏感であることには変わりありません。
人との交流は好むもの、長時間社交の場に身を置くと、グッタリ疲弊してしまったりします。
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HSS型HSP・HSE相関図
(※無断複製・転載等はお断りします。)
(HSPのうち約70%)
・ひといちばい繊細
・刺激を好まない
・他者との交流を好まない
(HSPのうち約30%)
・ひといちばい繊細
・刺激を好む
・他者との交流を好む
HSS型HSP(わずか)
・ひといちばい繊細
・刺激を好む
・他者との交流を好まない
HSE(わずか)
・ひといちばい繊細
・刺激を好まない
・他者との交流を好む
※外向性(HSE)の高さには段階があるため、グラデーションのようになっていて、はっきりとした4分割ではありません。(外向性は、平均値の人が多い。)
よって、HSEの中にも、外向性が高めな人もいれば、低めな人もいます。
(ちなみにわたしは分類すると②ですが、外向性は低めです。)
HSEまとめ
- HSEとは、外向的なHSPのこと。
- HSEは、ひといちばい敏感(HSP)でありながら、社交的で他者との交流を好むタイプの人。
- HSS型HSP(刺激を好む繊細な人)とHSE(繊細かつ外交的な人)は尺度そのものが異なるので、比較できるものではない。
- ただし、HSEの大半はHSS型HSPであるとされ、類似性は認められる。
(HSEでありながら、HSS型HSPでない人やその逆も少数存在する。)
- HSEかどうかを知るためには、HSPチェックテストおよびビックファイブテストの組み合わせで見るのがおすすめ。
- HSEもHSS型HSPもベースはHSP。自分がいちばい繊細な気質の持ち主であることを忘れないようにすることが生きづらさ解消のコツ。
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