それって本当に「自分軸」なんでしょうか?
「自分軸」って言葉よく聞きますよね?
ブレない自分軸を作る!
とか、
自分軸で生きる!
とか、
自己啓発好きの人は、しょっちゅう目に触れるワードじゃないかなって。
でも、クライアントさんと話していたり、ネット記事を見ていてときどき感じるのが、
自分軸のことを、
周りを無視して自分の意見をズバッとはっきり言える力
みたいに思ってる人が案外多いんだなってことです。
それはちょっとちがうよね。
自分の我を押し通して強く頑なであることは、自分軸じゃない。
それは、
自己中
ってやつです(;´∀`)
これだとせっかく人からいいアドバイスもらっても、「いや、わたしはこれでいいんです!」って意地になってしまう。
周りの人も、「勝手にすれば」と言いたくなる。
自己中は、自分が主役で他人は自分のためにいきてる脇役ってことになる。
それぞれの人生や考えがあることが尊重されていない。
それから、こじらせ繊細さんに最も多いのが、
自分軸に似た「逆親軸」を持ってる人。
「反親軸」と言ってもいいかも。
- わたしは、親のようにやりたいことを我慢して生きるなんてイヤだ
- わたしは、自分の親のような子育てはしない
- わたしは、親のように学歴やステータスにこだわったりしない
- わたしは、母親みたいに人の悪口言ったりしない
これって、一見すると立派な自分軸みたいに錯覚するんですけど、よーくよーく見てみると、親の逆サイ(ド)に振れてるだけ。
親みたいな自分じゃない
ことが軸になっちゃってて、自分の本心置いてけぼりです。
これって、結局親を気にして生きるってことだから、ぜんぜん自分軸じゃないんです。
ここを勘違いしないでください。
特に、スケープゴートさん。
自分軸は、外を眺めていても見つかりません。
自分の内側としっかり対峙してこそ、奥から自分の本音が湧き上がってくるのです。
自分の本音を知っていれば、相手と自分がちがってあたりまえだとわかる。
相手の意見も柔軟に聞き入れられる。
その上でどうすればいいかを決められる。
だから人の目を気にしてアチコチ振り回されたりしない。
そして、親に振り回されることも、親に逆らうこともなく、ただ穏やかに自分の本音に従って生きることができる。
自分軸って、もっとしなやか。
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気になる方はぜひ一度カウンセリングへお越しくださいね。