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【お悩み相談】繊細さんは自虐がお好き!?自虐ネタがやめられない人の心理とは?

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お悩み相談
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繊細さん専門カウンセラーの森ようこです。 「繊細さんお悩み相談室」では、HSP・HSS型HSP・エンパスなどの繊細な気質をお持ちのみなさんが、少しでも安心して自分らしく生きられるようになるためのお手伝いをしております。

相談してくださった人

きんもくせいさん(50代・女性)

本日はどのようなご相談でしょうか?

例えば子どもさんの悩みを相談されると、ひと通り聞いた後『私も子どもが〜で』と相手よりも我が子の事をわざと下げてダメさを話してしまいます。

『私の方が大変なのよ』ではなく『私の方が下でないといけない』と思ってしまうのか? 


また自分の事を言わずにいると(自分にも子どもの悩みがあるのに、相手は言ってくれたのに)と隠し事をしているようで落ち着きません。 

きんもくせいさん、ありがとうございます。

でたーーー

自虐、、、

こじらせ繊細さんはとにかく自虐がお好き。

「わたしなんて」

「うちのダンナなんて」

「うちの子なんて」

こんな風に自分と自分の身内をネタにしてひと笑い取りにいく。

あなたにもお心当たりはありませんか?

こじらせ繊細さんは、なぜこんなにも自虐がお好きなんでしょう?

今日は、そのミステリーに迫りますw

自虐と謙遜

まずはじめに。

よく混同する。自虐と謙遜のちがいについて。

自虐:

自分自身を傷つけ、虐げることを意味する語。特に自分を貶めることで笑いをとるネタを自虐ネタと言う。

引用元:weblio辞書|自虐とは

謙遜:

自分の能力・価値などを低く評価すること。控えめに振る舞うこと。

引用元:weblio辞書|謙遜とは

という感じです。

謙遜が度を越して、自分を傷つけるまでに貶めることを自虐と捉えたらよいのではないでしょうか?

うまく笑いが取れれば、「自虐ネタ」としてコミュニケーションツールにもなりますが、こじらせ繊細さんの「自虐ネタ」は激しすぎて他の人にとっては「笑えない」なんてこともあるようですよ。

よくある自虐あれこれ

人が自虐する理由はいくつか考えられます。

以下に3つのよくある自虐例をあげます。

①湾曲的マウンティング自虐

上からガツンとマウンティングすると悪目立ちしてしまうため、自虐という方法でマウンティングを取ろうとする人がいます。

「うちの子、食べ物の好みにめっちゃくちゃうるさくてさぁ。レトルトとか絶対食べてくれないんだよねー。毎回手作りしんどいわぁ。」(良母マウンティング)

「うちのダンナ超仕事人間でさぁ。家とか車とかにお金かけるくらいしか楽しみないんだよねぇ。いいなぁ。〇〇ちゃんちはパパがいつも家にいて。」(金持ちマウンティング)

「わたしなんて」と言いながら、自分の優位性をちらつかせてくるタイプの自虐。

いやですねーw

②遠回し自慢自虐

わかりやすく自慢をするのはみっともない。でも自慢したい!という人がよくやるのがこの方法です。

「オレ、また部長からLA出張行けって言われちゃってさー。なんかわかんないけど、俺ばっかりいっつも重い仕事回されるんだよなぁ。」(仕事できる自慢)

「彼がさぁ、めっちゃしつこく束縛してくんの。見てよこのLINEの数。やばくない?わたし浮気しそうとか思われてんのかなぁ。」(モテる女自慢)

「期待されているからでしょー。」「かわいいからでしょー。」そんな返しを待っているかのような自虐。

めんどくさいですねーw

③輪をかけへりくだり自虐

そして、自分がへりくだるための自虐。自虐のための自虐が、へりくだり自虐。

「うちの子、帰ってきて宿題したら即ゲームなんだよねー。」というママ友に、

「えー。自分で宿題するなんてめっちゃえらいじゃーん。うちの子なんて、そっこーゲームで宿題なんてぜんぜんやらないよー。」

「うちのダンナ、最近ちょっと太ってきたんだよねー。」というママ友に、

「うちのダンナなんて元々デブチビハゲでさー。いいとこなんかひとつもないよー。」

こんな風に、相手が言ったネガティブなことに対して、「うちなんて」とか「わたしの方が」といった具合に、自分の方がさらにひどいとアピールする自虐。

この3つの自虐の中で、こじらせ繊細さんがもっともやりがちなのが③の輪をかけへりくだり自虐です。

今回お悩み相談をくださったきんもくせいさんもまさにこれですねー^^

①の湾曲的マウンティング自虐の目的は、相手に劣等感を抱かせ、自分が優位に立つこと。

②の遠回し自慢自虐の目的は、遠回しに自慢して、相手からの羨望を集めること。

とそれぞれ目的がはっきりしていてわかりやすいのですが、

③の輪をかけてへりくだり自虐の目的は自分でもわかっていない人が多いのではないでしょうか?

きんもくせいさんも、みなさんも、気づけばついつい呼吸をするように自虐していたりしませんか?

へりくだり自虐の本当の理由

なぜ、必要以上に人に対してへりくだってしまうのか?

それが、自虐であれ、ペコペコ頭を下げる態度であれ、理由は同じです。

他人に対して必要以上にへりくだる人の心理は、実は、

他人に対する恐れです。

自分に自信がなく他人への恐れを抱えている人は、

自分と一緒にいる人が、悲しそうだったり、辛そうにしていると、それがあたかも自分のせいのように感じてしまいます。

たとえ自分には関係ないことであっても、妙に責任を感じてしまい、

「わたしの方が悲惨だよ。」

「だからそんなに落ち込むことないよ。」

と、自分を落とすことで必死に相手をあげようとします。

また、話している相手がつまらなそうにしていると、それも自分のせいと思ってしまうので、

自分の欠点や失敗エピソードなどを持ち出して自虐をし、なんとか笑いを取りに行こうとしてしまいます。

相手を悲しませないように、つまんないやつと思われないように、悪く思われないように、自虐をせずにはいられないのです。

それから、他人に対して恐れの気持ちが大きい人のうち、

「出る杭は打たれる」という方程式(思い込み)を持つ人は、じっと物陰に隠れて微動だにしないか、もしくは自分のトンカチで自分の頭をガンガン叩いて杭を引っ込るという手法を取ります。

自虐は、このトンカチで頭を叩く行為のことです。

出る杭になって相手から嫌われるのが怖いので、自虐をすることで

「わたしはあなたの敵ではありません。」

「わたしはあなたより下だから攻撃するに値しない人間です。」

という必死アピールをしたりもします。

つまり、へりくだり自虐の実態は、謙遜して相手を立てたり、傷つけないように気を使っているようでいて、

他人に対する恐れから自分の身を守るための防御策なのです。

ここには、幼少期から人の顔色を窺って生きてきたこじらせ繊細さんの心の問題が潜んでいるので、「つい自虐しすぎちゃう」と思っても、そう簡単にやめることはできないのです。

へりくだり自虐の世代間連鎖

そして、

へりくだり自虐愛好家さんの親御さん(特にお母さん)も、へりくだり自虐の使い手であることが非常に多いのが特徴です。

わたしたちの親世代は特に、自分が一生懸命選んだものを「つまらないものですが」と言って差し出す世代ですので、

謙遜=美しいふるまい

という思い込みが非常に根強いんですねー

そして、親御さんが他人や外の世界に対して恐れを抱いている場合には、謙遜がいつしか度を越して自虐的になってしまい、

「うちなんてぜんぜん」「うちの子なんてちっとも」

こういうフレーズが日常茶飯的に使われることとなります。

これを耳タコのように聞いて育つ子どもは、自虐こそが良識ある大人のコミュニケーションツールだと思い込んでしまうのです。

お母さんの中にある他人に対する恐れが子どもへと波及し、無意識のうちに子どもの潜在意識の中に、他人に対する恐れが刻み込まれることになります。

つまり、親が抱いている他人への恐れをそのまま受け取って、その結果、他人に恐れを抱いている自覚すらないまま、呼吸をするように自虐をし続けてしまうことになるのです。

自虐はやめた方がいい

ときに、ちょっとした自虐ネタで笑いをとるようなことはあってもよいのかもしれませんが、こじらせ繊細さんがいきなりこれをやろうとすると、加減がわからず度を越してしまいがちなので、おすすめしません。

周りの人からみたこじらせ繊細さんの自虐って、

・なんでそこまで自分をこき下ろすの?

・なんでそんなに身内を悪く言うの?

ってちょっと気味が悪いほどなんです。

それでいて、優位に立ちたいわけでも自慢したいわけでもなさそうだし、

本当に大丈夫?
病んでるんじゃない?
あの人何考えてるかわかんないー

なんて思われたりします;;

自覚がないかもしれませんが、周りから見たら不自然なまでに自虐をしていたりしますので、できればやめた方がいいです。

そして、自虐をするこのもうひとつ大きなデメリット。

それは、無意識のうちに相手に対して、

「わたしはこの程度の人間です。どーぞ、マウント取ってください!」

というメッセージを送っていることです。

気を遣っている相手に限って、どんどん上からマウントを取られるのは、相手に問題があるだけでなく、あなたの自虐的な態度にも問題があるのかもしれませんよ?

これを続けている限り、

あなたは嫌われるのが怖くて自虐しているのに、ますます人から気味悪がられて距離を置かれたり、マウントを取られたりする。

そしてさらに他人への恐怖が募りますます自虐する。

という負のループから抜け出せなくなります。

ホント、嫌われたくないと思うのであればなおさら、へりくだり自虐はやめた方がいいです!!!

え?でも、つい自虐をしてしまうって?

そんなときは、自分の中に相手に嫌われることへの恐れがあるのだと気づいて、その恐れにしっかりと向き合いましょう。

「わたしは人が怖いんだ。だから自虐したくなっちゃうんだね。」

そう気づくことができれば、自虐はずいぶん減らせるはずです。

あとはじっくり、心の傷を癒していきましょう。

今日の処方箋

というわけで、本日の処方箋はこちら。

【森からの処方箋】

・へりくだり自虐は、他人に対する恐れから自分の身を守るための防御策。

・へりくだり自虐は無意識のうちに世代間連鎖をしている。

自虐が良識ある大人のコミュニケーションツールだと思い込まされているが、実は親が抱いている他人への恐れをそのまま受け取っているにすぎない。

・こじらせ繊細さんの自虐は周りが引くほど徹底的なので、できればやめた方がいい。

・自虐をしていると逆にマウントを取られやすくなる。

・へりくだり自虐は、自分の中に「他人に対する恐れ」があることに気づき心の傷を癒せばやめられる。

こんな風に言っているわたしも数年前まで、口を開けば自虐していました。

自虐が良好なコミュニケーションツールだと心から信じていました。

なぜ、こんなにも謙遜(ただの自虐)しているのに、自分から人が離れていくのか、なぜマウントを取られるのか、さっぱりわかっていませんでした。

この仕組みを知って自虐をやめたら、それだけでもかなり生きやすくなったんですよ。

すべてが腑に落ちた今だから、みなさんに声を大にしてお伝えしたい!

その自虐、やめた方がいいですよ!

自虐をせずにはいられない方、やめ方がわからない方、ぜひご相談にいらしてくださいね!

では、今日はここまで!

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