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こじらせさんはいろいろ感じているようでいて、実はなんも感じていないんです

    
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こじらせさんはいろいろ感じているようでいて、実はなんも感じていないんです

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繊細なみなさんは、本当は感受性が豊かなんです。

「本当は」と書いたのは、多くの繊細さんが感じていないからです。

「いいえ、感じてます。

ほら、今朝だって夫がスマホいじりながら朝食食べてるのにイライラしたし、

子どもがのろのろ支度しているのにキレちゃったし、

午後の会議のことで頭がいっぱいだし。

もういろんなことが気になって感じすぎて疲れるんです。」

そうおっしゃるかもしれません。

でも、それは本当には感じていないんです。

本当に感じるというのは、表面的なイライラ・ムカムカ・ソワソワではなく、深部にある感覚を感じ取ることです。

歯を磨きながらでも、歩きながらでも、電車に乗りながらでもかまいません。

ちょっとの時間自分の内側に意識を向けて、自分が本当に何を感じているかを感じてみてください。

夫がスマホいじりながら朝食食べてるのを見て、本当は、自分や子どものことをちっとも気にかけてくれないことが悲しいのかもしれません。

子どもがのろのろ支度していると、自分のことをバカにしているように見えて、悔しいのかもしれません。

会議の段取りを必死に考えているけれど、実はミスをして「できない人」って思われないかが怖いのかもしれません。

悲しい、悔しい、怖い・・・

あなたは、今何を感じていますか?

どんな感情も感じていいんです。

みっともなくても、おとなげなくても、恥ずかしくても大丈夫です。

感じないようにすることは、一見楽になったように思っても、実は溜め込んでいるだけです。

感情の抑圧は、未来への借金です。

あとでもう一度、同じかそれ以上の体験をします。

しっかりと感じ切るまで、何度でもあなたの前に現れます。

ひとりで感じることが怖いなら、無理をせず信頼できる人にうちけてみるのもいいかもしれません。

病院やカウンセラーを頼るのもいいかもしれません。

その喉元まで出かかってる感情、もう一度ごっくんしないであげてくださいね。

Don’t think, Feel!

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